赤龍悲傷吟
勝島靖夫
著者第四歌集。
一頭の赤龍が奈良盆地に棲みついて半世紀を経る。地を這いまわった跡は、三十一文字となった。人々は砂を払って読んだ、そこに書かれているみずからの嘆きを―。
- ひろひたるヤマトタマムシの内臓は蟻にたかられてをり捨てつ
- 汚れつちまつた悲しみなりぬ東国の防人いくたりかへらざる防人
- 平家物語のごとし。花も心も科学も三十一文字も、ガザも
- 定価:2970円(税込)
- 判型:A5判ハードカバー
- 頁数:218頁
- ISBN:978-4-86534-495-0
- 初版:2025年4月12日
- 発行:現代短歌社
- 発売:三本木書院
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