小島恒久全歌集
19歳の被爆体験を作歌の原点とし、三池、水俣、知覧、沖縄等に心を寄せて詠み続けた小島恒久。既刊の『原子野』『晩禱』に未刊歌集『曙光』を加えた1983首を収録。
解説=雁部貞夫、随想=佐藤嘉一。
- 友さがし探しえざりし原子野にあきつ飛びゐき幻のごと
- カフカ愛せしミレナの灰も沈みゐむこのラーゲルの凍てし湖底に
- 駅弁のふたの飯つぶまづ食べる飢ゑの世を生きしわれら同期会
- 定価:6,600円(税込)
- 判型:A5判上製函入
- 頁数:362頁
- ISBN:ISBN978-4-86534-378-6
- 初版:2021年12月18日
- 発行:現代短歌社
- 発売:三本木書院
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