蓮池譜
西藤定
第8回現代短歌社賞受賞
〈「栞」より〉
先行きの不透明な時代の中で、作者はこれからどう生きていくのか。
そして、作者の持つ知はどこへと向かうのか。(松村正直)
どきどきするこの気分はたまらない。定型が出来事を見事なまでに心地よく
招いているから読者のわたしも便乗できる。(谷川由里子)
洒脱に遊んでみせながら、あくまでも従順で、真面目。いな、その遊戯性さえ
真面目さのうちだ。(川野芽生)
- 沈丁花 架空の文字を考えてそれが漢字に似てしまうまで
- 橄欖油ためらいがちに鍋へ落ちキリエ雨より海は生まれき
- 首都高の高さの窓で息をつくあいつはだめですと俺も言う
- 定価:2,750円(税込)
- 判型:四六判ハードカバー
- 頁数:198頁
- ISBN:978-4-86534-380-9
- 初版:2021年9月28日
- 発行:現代短歌社
- 発売:三本木書院(gift10叢書第39篇)
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