醜の夏草
大山敏夫
歌集名「醜の夏草」には、簡単に言えば「草魂で頑張るぞ」というような思いを籠めてある。「草魂」とは、わたしの若い頃に活躍していたプロ野球の鈴木啓示投手の言葉で、(略)「投げたらあかん」と鈴木投手の声が今も聞こえる。「あとがき」より
- ねぢくれて固まる瘤のごときもの揉み解しほぐしやや希望あり
- ふりまはす手のなかにたまたま入りたる感じなれども小蠅をつぶす
- 排気ガスあびて泥など乾びたる茎葉ふとぶと醜の夏草
- 定価:2,970円(税込)
- 判型:四六判ハードカバー
- 頁数:214頁
- ISBN:978-4-86534-342-7
- 初版:2020年9月4日
- 発行:現代短歌社
- 発売:三本木書院(gift10叢書第31篇)
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