黄昏
三枝浩樹
虚無と祈りの間で、揺れ続けた、あの頃。
時をかけておぼえたのは、かなしみや痛みに馴れること、かもしれない。
黄昏の、明るいしずけさのなかに歩み出す、第七歌集。
- こころの襤褸【らんる】繕うための閑ありてかたえのひとと二人過ごせる
- 好きな時間はcrepuscule【クレプスキュール】 そうだった昔はきみのかたわらにいた
- もうすこし行く行けるところまで フルートのひかりの中にピアノ鳴りいづ
- 定価:2,860円(税込)
- 判型:四六判ソフトカバー
- 頁数:290ページ
- ISBN: 978-4-86534-333-5
- 初版:2020年7月30日
- 発行:現代短歌社
- 発売:三本木書院(gift10叢書第30篇)
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