夏歌ふ者
森ひなこ
細胞検査士なる仕事は、著者が広島に生まれた事実と、どう見ても繋がっている。どこまで意識的だったかは別としてそこに著者の、人類の痛みに触れようとする魂を感じる。
山本光珠(「跋」より)
- 希少癌見つけてああと声をだす今日初めての発語のやうな
- 首深く折りて白鷺佇めり「原爆スラム」のありしあたりに
- 夏歌ふ者の心を人知るや 咽喉【のみど】かれゆく夏の鶯
- 2,500円(税別)
- 判型:四六判ハードカバー
- 頁数:232頁
- ISBN:978-4-86534-252-9
- 初版:2019年7月26日
- 発行:現代短歌社
- 発売:三本木書院(gift10叢書第18篇)
購入はこちら
ご注文はメールまたはお電話でも承ります。
info@gendaitankasha.com
※ご注文いただく時点で品切の場合もありますので、ご了承ください。