沈黙の塩
安森敏隆
想像力の極北をして鋭く彫琢された言語イメージが紺青の階調にむせぶ。不在と存在、生と死の形而上学は、夢と愛のイリュミナシオンに蒼然と収斂されている。(太田代志朗「幻想論序説」より)
- 父をこえ赤道を越えなが母はなれをはらみき杳き罪あり
- 契約は卓上の塩くちびるは永遠(とは)にうるめる黙契の種子
- うばひあふこと逢ふたびにおぼえゆく 神にあらざるものの住む街
- 定価:667円(税別)
- 判型:文庫版ソフトカバー
- 頁数:139頁
- ISBN:978-1-86534-084-6
- 初版:2015年3月29日
- 発行:現代短歌社
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