遠音よし遠見よし
伊藤一彦
第33回(平成30年度)詩歌文学館賞
見通しのきかない時代に、牧水の心をたずさえて各地を旅する著者。世界を肯いたいと願う著者の、牧水の、日本人の心の声が、遠くこだまする第十四歌集。
- 鄙のわが家のあたりは春泥のいまだ滅びず人の足待つ
- 住み悪しき国になりぬと言はぬまま里は花咲き鳥啼きてゐる
- 遠音よし遠見よし春は 野への道ひとり行きつつ招かれてをり
- 定価:2,970円(税込)
- 判型:四六判ハードカバー
- 頁数:209頁
- ISBN:978-4-86534-223-9
- 初版:2017年12月15日
- 発行:現代短歌社
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