百題稽古
高山れおな
「高山れおなは、言葉に対する超絶技巧の持ち主である。技量を十全に駆使して、俳句という詩形に真向かっている。その稽古を見られることは短歌、俳句にたずさわる者としては、きわめて興味深く得難い体験だ」(藤原龍一郎)
「この試みは、ルール不在のなんでもありに堕している歌人にはそもそも挑むことさえできないものだ。はじめて俳人を羨ましいと感じたかもしれない。どうしようもない酔狂に挑んでこその詩歌であると思うからだ」(瀬戸夏子)
堀河百首をはじめ和歌にその題をもとめ、題詠300句に挑んだ異色の第五句集。
- 命とは白シャツに透く君なりき
- 金地戦闘美少女図襖とはこれか
- 茉莉花を嗅いで死ぬまで人の妻
- 海女の笛感幻楽にありやなし
- 我が孤火も霜夜は遊べ狐火と
- 定価:3300円(税込)
- 判型:A5判変形ハードカバー
- 頁数:182頁
- ISBN:978-4-86534-489-9
- 初版:2025年4月24日
- 発行:現代短歌社
- 発売:三本木書院(gift10叢書第60篇)
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