現代短歌社

単独走者

渋沢たまき

単独走者

 

炎天下ランニングせむとする吾に幼はすつと塩飴差し出す
マラソンのレースをともに戦ひしTシャツ今日は丁寧に干す
ホイアンの朝の喧噪駆け抜ける耳にピアスは光つてゐるか

 

  • 結婚、出産、子育てに、不満があるのではない。みずからの夢を諦めたこと、
  • 夢が何であったかさえ、もう思い出せないことに、ただ涙がこぼれるのだ。
  • たまきは、ひた走る。涙に追い付かれまいとして—。
  • 今日の女性の生き方を鮮烈に示した「単独走者」は、孤独なランナーではない。
  • 雁部貞夫


  • 定価:2750円(税込)
  • 判型:四六判判ハードカバー
  • 頁数:258頁
  • ISBN:ISBN:978-4-86534-517-9
  • 初版:2025年12月20日
  • 発行:現代短歌社
  • 発売:三本木書院

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