それぞれの桜
三枝昻之
人生の孤独、強ばりながら傾いてゆくこの国への憂い、そして四季折々の恩寵。困難を深める時代を抱きとめながら、人々のいとなみへの共感をこめた第12歌集。
- 夏空に少年の日のわれがいるパソコンの手をしばらく止める
- 自決命令はなかったであろうさりながら母の耳には届いたであろう
- 億年のひと日ひと日が降り積もり死者は私を思い出さない
- 定価:2,315円(税別)
- 判型:四六判ハードカバー
- 頁数:175頁
- SBN:978-4-86534-154-6
- 初版:2016年4月15日
- 発行:現代短歌社
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