塔 TOWER
嵯峨直樹
著者第四歌集。
結晶化せずに、砕け散る言葉。それでも、なにかを抒情する言葉。
- 一束のひかりになってぬばたまのコーラの黒にしんと吸われる
- 夕焼けは解き放たれていちめんに賑やかな火をつけてまわった
- なごやかに仕事おさめてひとごろし今日は自分を甘やかしたい
- 関係の結び目すべて燃えているこんな世界は望んでいたよ
- 夏空にきらめきながら張り付いたロボット永遠の相聞として
- 定価:2970円(税込)
- 判型:四六判変型ハードカバー
- 頁数:140頁
- ISBN:978-4-86534-502-5
- 初版:2025年4月18日
- 発行:現代短歌社
- 発売:三本木書院(gift10叢書第59篇)
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